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奇跡のスーパーサーカス、コルテオ。

コルテオ例によって、関係者向けのプレ公演にお招きいただき、ZEDをのぞいてはシルク・ドゥ・ソレイユ来日公演は100%観ている事になった。

今回の舞台は今までと違って、演じられるステージを両脇から挟み込んだアレンジの客席となっていて、ステージの向こうにはあちら側のお客さんが座っている様に見えるつくり。

ん〜、6時ちょうどの時計の針がもの凄く太くて、そこがステージ、そして、1時から5時、7時から11時が座席という感じ。

伝えるのが難しいから、チケット買って観に行って!(笑)

演目の方に目を向けると、前回のドラリオンではパフォーマーの多くが中国雑伎団系の方だった事で、オリンピックで言うと床の演技が多いアレンジだった気がしたけど、今回は中世ヨーロッパ的な演出だったためか、相変わらず妖艶で力強い演技に寄っていた気がする。

僕の中ではファシナシオンが一番ポップでアクロバティックだったかなぁ、なんて思ってしまうのは、数多くのシルク公演を観てしまったからなのかなぁ・・・

とはいえ、 相変わらず身軽で柔らかくて凄い演目が目白押しで、まさに「観ておいた方がいいよ!」って事だけは間違いなく言える。

過去のシルクとの最大の差は、今までで一番ストーリーをつかみやすい展開だって事かな。

だって、演目が始まる前に日本語でナレーションが入り、演目の途中でもいくつもの台詞があるんだもん(笑)

演目の中では一番最後に演じられる鉄棒を使った演技は体操経験がある人には必見だと思う。

オリンピックでは男子は鉄棒は一本、女子は段違い平行棒と呼ばれる飛び移りがある演技を可能にする設備で行われるけど、コルテオはやっぱり違う!

正方形に配置された鉄棒、四辺それぞれに大車輪を行うのも凄いんだけど、一本の鉄棒で二人が大車輪するのが凄い。並んで回るんじゃなくて、両手でつかんだ鉄棒の間の部分に相手の手がある、重なってしまっている状態での大車輪。

鉄棒って、僕も何度か回ったことあるけど、っていうほど体操はやってないけど、とにかく鉄棒のしなりでタイミングをとったりするところがあるのに、僕が下にいるときは相手は上、その逆はまた逆という状態。つまりは鉄棒が自分の体重でしなろうとしているときに一方の人間は反する方に力が加わっている状態。それで綺麗に回り続けるってことだけで基本がパーフェクトに出来ないと実演できない演技であることがすごい。

にもかかわらず!

先述の通り正方形に配置された鉄棒で飛び技を決めようと思ったら当然、平行する向かいの棒に飛ぶのが一番シンプルだし、簡単なのは多分経験のない人にもわかると思うけど、それを、90度の関係に配置された鉄棒へと写りながら車輪を回り続ける・・・

もうね、「なんなの?この人達?」って感じで半ば呆れてしまうほど。

正直、良くわからない人が見たら「今ひとつアクロバティックな面が少ないなぁ、でも衣装とか装置はもの凄く綺麗だね。」っていう感想かもしれないけど、 自分では出来なくてもほんのちょっと頭でシミュレーション出来る位の経験があれば「いやいや、なに?あれ。もはや、10.0!ってつけちゃうけど!?」って感じ。

 

ん〜、どんな言葉を使っても比喩できないから、とりあえず観て!(笑) 

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