「おまえの個人情報ばらまいてやるからな!」
はい、かなりショッキングなタイトルです。
今日帰りの電車に乗り合わせた、高校生、いや大学生カップルが別れ話をしている時の男の子の最後の台詞でした。
この台詞にたどり着くまでの経緯はこんな感じ。
すでに新宿で僕が電車に乗っていたときにその二人は乗り合わせていて、微妙な距離で女の子はウーロン茶のペットボトルを二つもってうつむいており、一方男の子は社内刷りの雑誌広告をきょろきょろと見ている状態でした。
新宿を出発して中野までその二人は無言。
中野で人が結構乗ってきて僕の前後にその二人組が配置される形で三鷹まで。あ、特別快速にのったんでね。
「おまえ、俺が撮ったビデオとか全部消せよ!」
数十秒の無言。
「おまえ、俺が買った漫画とか全部捨てろよ!」
再び数十秒の無言。
「おまえ、俺の服とか全部返せよ!」
あれ?君、全部彼女のうちでの出来事だね?
ホントは言ってみたかったけど、妙に強気な彼と、いつまでもうつむき続ける彼女。でも、その彼が彼女を責め立てる出来事は恐らくすべて彼女の家での出来事。
中央線特別快速は三鷹に到着。僕は国分寺まで乗るので当然そのまま。
結構な人が降りたけど、その二人組もさらに西へ向かうらしく、国分寺までまたさっきの調子。
「おまえ、携帯とか電話してくんなよ!」
「おまえ、俺のダチとか連絡すんなよ!」
大分彼女の家での出来事から離れては来たけど、数十秒の間をおいてずっと彼女を責め立てます。
当事者には悪いけど、「何があったか知らないけど、情けない男だな、おまえ。」と恐らくその二人組の周りで耳ダンボになっている人たちが思い始めた頃に出てきたのがタイトルに書いたこの言葉。
「おまえの個人情報ばらまいてやるからな!」
おいおい、それ、全く関係ないよ、少年。
例え彼女の自宅の住所や電話番号、メールアドレスを教えてもらっても僕は何もしませんよ。しかも、出る所出て、その証拠があったら君相当な金額支払うことになっちゃうよ・・・
時に人は人を傷つけるための言葉をわざと選ぶことがあるけど、その時の相手は本当に傷ついて立ち直れないかもしれない。でもね、結果的にそう言う言葉を選ぶ君はもう人を傷つけた以上にこれから先に傷つけられ、取り返しの付かないことをしてしまった後悔の念を一生背負うことになるんだよ。
例えそれが若気の至りだろうと、分別の付く大人であろうとも、やっていいことと悪いことがあることを君は知る必要がある。
僕は国分寺で降りたけど、その二人はさらに西に向かって中央線に乗って行ってしまいました。
ま、僕に直接関係ある二人でもなければ、いずれか一方を知っているわけでもなく。
完全に外野の立場から言えば、「彼女、こんな事言う男とはとっとと別れてしまいな。もっと君を大切にしてくれる男の人はたくさんいるよ!」って感じ。

ふぅ、若気の至りに対して愚痴の一つもこぼしたくなる歳なのね、僕。
帰りに寄ったスーパーで、「あれ、もうこんな季節なんだ!」とKIRIN秋味を買って帰りましたとさ。
はぁ、味が濃くてやっぱりおいしいわ(笑)
コメント
おもしろすぎ....。
>>「彼女、こんな事言う男とはとっとと別れてしまいな。もっと君を大切にしてくれる男の人はたくさんいるよ!」
賛成!!
投稿者: おかぴぃ | 2008年8月26日 17:15