空白に落ちた男
仕事がらみで観に行きました。
最初ははっきり言って興味ありませんでしたね、世界屈指の有名日本人バレエダンサーなんて。
でも、細かいやりとりをしていくうち、少しずつ好奇心がくすぐられました。
大抵は、期待が大きすぎていざ目にするとがっかり・・・、なんて言う舞台が多いんですが、この「空白に落ちた男」っていうのはなんて言うか、いろんな意味で裏切られまくります。
首藤康之なんていうダンサー知らなかったし、「アレが有名なダンサーなんですよ」って今になって言われても、「へぇ、そうなんですかぁ?」って感じなんですが、いやいや、おもしろい。
ストーリーはあるみたいで、5人の出演者が台詞もなく次から次と役を変えて出てくる様な感じで、殺人事件を捜査している刑事が実は被害者みたいな、結局訳のわからない話なんですが、パフォーマンスが凄いんですよ。
この舞台見て思ったんですけど、役者が超一流なんだけど、音楽に合わせた舞台演出が凄いんですね。置き換えると、素材がもの凄くいい物を使っても、シェフの腕が良くないとおいしい料理が出てこないというか、素材を引き立ててもの凄い料理を出されたというか・・・
見ないとわからないと思います、この不思議な空間と時間と間合い。
演劇・舞台って見たことはあってもおもしろいなぁ、と思えることが少なかったんですね、僕。
なんて言うか、劇団の自己満足に付き合わされたような感じばかりで。
でも、この舞台は凄いな!と本気で思いました。
まぁ、いまだに「ストーリー誰か説明してくれ!」ってかんじなんですけどね(苦笑)
まだ公演期間はあるので、くすぐられた方は是非ご覧遊ばせ!