切ない気持ちになりました。
帰りの電車の中で、あぁ、こういう歳の取り方はしたくないなと思える僕と同年代とおぼしき“中年間際”な二人組がいました。
「いやぁ、今日の試合はだめだめだったねぇ・・・」
なんかに打ち込んでいるんだなぁ、とか思いながら聞いていたんだけど、
「帰りA-1寄ってく?」「あぁ、俺もう約束あるから顔だけ出すわ。」
なんて会話。
僕の中ではA-1は玉屋なんだけど、彼らの会話では「撞く」ではなく「投げる」だった。
あぁ、同じ名前の店で何かやってるんだなぁ、程度に思って聞いていたんだけど、
「そう言えば熊谷にもあるんだよね」とか「熱海だか小田原にもあるんだよね」なんて会話が広がって行っていた。で、とどめが「熊谷はマスターの親父がやってるんだよ、確か小田原は系列らしいよ。ダーツA-1って。」
え?ビリヤードA-1じゃないの?
武蔵境から三郎さんは身を引いたの?
噂では息子が店を切り盛りしているって聞いていたけど。
その僕がこうなりたくないなぁ、と思った二人組の会話は、完全に僕のイメージするA-1 の話だ。
しかも、「○○さん、詳しいっすねぇ!」「当たり前よ、おれA-1最長組だぜ!」だって。
いやいや、俺開店から知ってるし、だいたいおまえら知らないし。しかも何だよ、ダーツA-1ってよ。
思わずつっこみそうになったけど、疎遠にしているのは俺の方で、現役で通っている奴に何言ったって、むしろそんな事する方が俺のなりたくないタイプの人間だし・・・、とか思って聞いていた。
そうか、今の人たちにはダーツA-1なんだ・・・・
なんか切ない気持ちになりました。