昭和初期は良い時代なのかもしれない。
「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画をみた、DVDでだけど。
僕は昭和44年生まれ。
昭和で言えば、後半戦の生まれだ。
ビデオが家庭に入ってきたり、テレビゲームなんかが出始めた時代を子供の頃に過ごした。
この映画の時代設定は東京タワーが建設中の時代なので昭和32〜3年の話なのだろう。
家にテレビや冷蔵庫が導入されると言う時代背景が描かれていた。
街に住む人々それぞれに人生があり、そして支えあって生活している・・・、というテーマかもしれない。
映画全体を通した起承転結と言ったストーリーはこれと言ってなく、長回しのカットを多用して人生を描き出している。
風景が完全にその時代を映し出しており、長回しの中でのカメラワークの範囲が広いからきっとCGが多用されているのだろうけど、一切それを感じさせる所が無い。
カーズを見た時にも思ったけど、本当にCGは「大道具、小道具、衣装、ヘアメイク、CG」と当たり前に使われる様になったものだ。
堤真一演じる自動車修理工場の社長、吉岡秀隆演じる子供向け雑誌の小説家。パッケージから想像されるにメインキャストに感じるが、実際には主役はいない。集団就職で青森から出てきた六ちゃんこと堀北真希の好演、なんと言っても子役達の自然な立ち振る舞いが素晴らしい映画だと思う。
まるで本当にその時代に撮影に行き、人々の生活を切り取ってきたかの様だ。
吉岡秀隆は北の国からのじゅん君のイメージがあまりにも強すぎるため、俳優業をするのにも足かせになる部分っておおくあるんじゃないかなぁ・・・。でも役者としての存在感は歳とともに産まれてきていると思った。
唯一惜しいと思えるのがその声かな。何となく軽く聞こえてしまうために演技まで作り物っぽくなる事がたまにある。
声で言うと、薬師丸ひろ子が声を張ると藤田弓子になる事発見(笑)
先日の「俺たちの大和」も良かったけど、「ALWAYS 三丁目の夕日」は見終わった後に暖かい気持ちになる映画だった。