バランスの悪いストリートミュージシャン
我が町府中の玄関口、府中駅前にも夜になるとストリートミュージシャン達が集まります。
多いときで3〜4組くらいでしょうか、微妙な距離をとり、各々が想いの丈をメロディーに乗せ歌い上げます。
ある者はに目標にしているだろう有名な人の曲を自分なりの解釈で歌い、ある者は楽曲の完成度よりもどれだけ自分の気持ちを伝えるかを大切に自作の曲を語りかける様に歌っています。
さてそんな中、とても気になる男の子と女の子の二人組が最近、いや数ヶ月前からいるのです。
「気になる」これっていろいろな感情がありますが、大方の予想通り?もの凄くへたくそなんです。しかも女の子だけが・・・
男の子は一人でやれば数人は人の足を止める事が出来るでしょう。ギターもそつなくこなし、今風なちょっとアコースティックでポップスなジャンルをこれまたそつなく歌いこなしています。
声の張り方なんかは苦しく絞り上げるような、それでいてキーは外していないという、まぁ一般以上の歌唱力なのです。
が、しかし・・・
一緒に居る女の子、タンバリンを持ち歌っているのですが、準音律とも平均律ともとれない微妙な音程で外しまくるのです。
ハモるところは男の子の声だけがたつので聴く側の協力があれば我慢できるのですが、たいていハモるフレーズはフレーズの頭から楽譜的に音符が上下に分かれ、そして最終的にユニゾンに落ち着くものです。
男の子の歌をフレーズに沿いながら徐々に壊して行き、最終的にはユニゾンでぶち壊しているんです。
しかもその間絶え間なく裏打ちならされる微妙なタイミングでならされるタンバリンの音・・・・
ひょっとして僕の音楽感に革命をもたらす新しいジャンルなのか!?と自問自答してみましたが、周りを行き交う人も苦笑いしながら足早に通過して行くので、そうではない様です。
もの凄く「気になる」二人組、ご近所にお住まいだったり、興味がある方はぜひ一度確かめに我が町府中までお越し下さい(苦笑)